トップページ > 劇団アーカイブ

劇団アーカイブ

■アトリエ開設 1979年4月、東京都立川市で演劇青年3人の同人組織として活動開始

■こけら落とし 1979年9月、ソビエト現代劇「私のかわいそうなマラート」を上演

■劇団創立 1981年5月1日、東京都立川市にて任意団体の劇団として発足

■劇団移転 1991年6月、杉並区の現在地に新アトリエを開設

■創造理念

 シアター2+1の目指す演劇理念は、正にその名称の中に存在します。すなわち、2+1の“2”は時代を深く見つめ、そこに生きる同時代人の喜びや苦しみを見事に体現し得る創造主体の事であり、その創造を保障し具体化するのに最も相応しい舞台空間を獲得すること (すなわち拠点主義の事) であり、また“+1”は我々の創造を支持しその空間に集うて下さる共同創造者=観客の事を謳ったものであります。つまり、この“2”と“1”を深め強め広げて行く事が、我々の演劇行為する基本であって、時代に即した真の現代演劇の創造を質・量・密度の全ての面から追求したいと考えて居ります。

創立以来現在(2015年3月末日)まで44回の自主公演を行なう。
全国各地の中学校、高校、子ども劇場おやこ劇場及び公文協等でも公演している。

これまでの上演作品

●「ロマンティックコメディー十二夜」
 W.シェイクスピア原作
 1990年9月初演。 以来現在(2015年3月)までに高校・中学・こども劇場おやこ劇場高学年例会を中心に718ステージの上演実績を誇る。1999年文化庁・日本芸術文化振興基金の舞台芸術振興事業・児童青少年演劇優秀舞台公演として上演。

●「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」
  横内謙介作(第36回岸田國士戯曲賞受賞)
 1998年7月初演。1999年7月に開催された『アジア児童青少年演劇日本縦断フェスティバルIN東京』にて再演、好評を博す。その後、全国各地で上演。

●「犬の心臓」
  ミハイル・ブルガーコフ原作 A.チェルビンスキー脚色
 1989年8月、旧ソ連の悲劇の作家ブルガーコフ原作の話題作を本邦初演。総合演劇誌「テアトロ」誌上に於て'89年の舞台ベストワンに推挙される。

●「アイ・イン・ザ・スカイ―誰かが見ている―」
  野口卓作
 1992年8月初演。好評により翌年、東京都多摩市主催のパルテノン多摩小劇場フェスティバルに招聘され、上演。 

●いさらい香奈子作 「向日葵」2011、「COOKIN’おいしい食卓」2014、「透明な小箱の中で」2016 

●仲原明彦作 「黎明館アパート」2004、再演2007、「紙ヒコーキ」2005、「アンティークショップ雨宿り」2006、再演2007、再再演2015 

●別役実作 「マッチ売りの少女」1980、「受付」1983、「舞え舞えかたつむり」1983、「海ゆかば水漬く屍」1985、「天才バカボンのパパなのだ」1994、「眠っちゃいけない子守歌」1995、「窓から外を見ている」1997、「とうめいなすいさいが」2000、「この道はいつか来た道」2016 

●野口卓作 「待合室―または,別役さんちょっと」1991、「マザー・ネイチャー」1992、「世界一安全な村」1992 

●宮沢賢治作 「貝の火」1986 

●伊藤イサム作 「無口なヴェニスの商人」2012、「紳士の恋」2013 

●井上ひさし作 「父と暮せば」2021 

●他に だんいっせい、真継章行、押山憲明、倉田愛地、木瓜みらい、各氏の作品。 


外国作品

●W.シェイクスピア作「マクベス」1981、「夏の夜の夢」1996、「十二夜アトリエ版」2008、「オセロ」2010

●S.ムロジェック作「亡命者」1982 

●S.ベケット作「ゴドーを待ちながら」1987 

●A.チェーホフ作「伯父ヴァーニャより―乙女のワルツ」1995

Copyright(C) シアター2+1 All Rights Reserved.